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演劇稽古場日誌 その3

みなさん、こんにちは
NCAアクターワールド担当の下雅意です

東海地方もついに梅雨入り
これからしばらくはジメジメした日々が続きますね。

昨日は、台本の一部を抜粋したものを使っての稽古

まずは配られた台本に目を通しつつ、演出の先生からの
説明に耳を傾けます

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台本上のト書き(役者の動きや状況を文字にしたもの)や
セリフから、状況、登場人物のキャラクター等を自分なりに
イメージしていきます

これを台本を読み取る、と言います。
役者にはこの「読み取る力」が不可欠

各自である程度イメージ出来たらさっそく読み合わせ。
と言っても、ただ何もせず台本を読む訳ではなく実際の舞台を
想定し、動きもつけていきます

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もちろん演出の先生からのダメ出しも入ります

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他の人に出されたダメ出しにも、みな真剣に聞き入っています

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演技には正解がありません。
また、ひとつの事を表現するにはいくつもの方法が存在します。
他人の演技を見て、さらにそれを自分に置き換えて考えてみる
ことが大切なんですね

そういった事の積み重ねが役者の成長につながっていきます。

来週は学園祭の準備のため、稽古はお休み

ということで一週空きますが、次回のレポートもお楽しみに!