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デジタルとアナログの世界を回遊?

こんにちは、教務部の小谷です。

今回のブログでは、最近の音楽市場動向及び傾向の一部をお伝えさせて頂きます。

一般社団法人日本レコード協会によると(2019年2月)、Spotify、Apple Music、Google Play Music、YouTube Musicなどの音楽ストリーミングサービスが全体の54%のシェアを獲得し、初めて音楽ダウンロードによる売上高を超えたそうです。

 

その一方、一部の学生には昨年の著作権の授業を通してお話をさせて頂きましたが、一般の方は普段の生活を過ごす中で目にする事がないアナログレコード、この商品も海外及び日本で売上を伸ばしている様です。

 

BILLBOARD誌(2019年1月)によると、アメリカでは13年連続で上昇し、2018年には前年より14.6%増しの1680万枚にも達したとの事(旧譜が主になりますが。。)。

https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/8493256/vinyl-album-sales-growth-2018-beatles-david-bowie-pink-floyd(英語版)また、日本音楽制作者連盟が発行している「音楽主義」の記事によると、日本でも、生産枚数が2009年10万枚程度だったアナログレコード、2017年にはその10倍、現在では100万枚を超えているそうです。

アナログレコードのプレスやレコード事業を手掛ける東洋化成株式会社さんでは、 昨年、新譜音源を配信&アナログ限定販売という試みをしたところ、とても良い売上結果だったとの事。検索エンジンとして便利なサブスクリプションを利用し楽曲に触れて、いいなと思ったら「アナログで聴いてみよう!」というデジタルとアナログの世界を回遊する新たな動きもあるとの事でした。

アナログレコードの人気の理由は?の質問に対して、「面倒くさくて楽しいからじゃないですかね。みなさんのパートナー、奥さん、旦那、彼氏、彼女と似てるかもしれない。面倒くさいからこそ一緒にいたいっていうね(笑)。」とお話しがありました、ご興味ある方はお読みください↓

http://ongakusyugi.net/interview/20180700335f9b902

 

 

「令和」がはじまり、気持ちが新しくなる一方で、生まれた元号が一つ古くなる寂しさもある
と思います。「昭和生まれをもうバカにできなくなった!」と嘆いているNSM学生(平成生まれ)もおりました(笑)。時代の新旧の分れ目が明確になり、その節目を意識し易い今だからこそ、「温故知新(昔をたずね求め=温、新しい知識や見解を導く事)」、古い時代に目を向けてみる事で新しい価値を見出す事があるかもしれませんね。

小谷がお届けしました。

 

 

 

 

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