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ニューヨークで学ぶことのススメ / 現地視察期 その②

こんにちは教務部長の西本です。

前回からスタートした【ニューヨークで学ぶことのススメ】シリーズ

シリーズというほど続くかは分かりませんが今回は第二回目を投稿したいと思います。

このブログを読むにあたって、ぜひ前回↓を御覧ください。

https://www.nsm.ac.jp/contents/blogs/2019/05/11/16615

さて、前回紹介した姉妹校のThe Collective School of Music(以下、コレクティブ)

今回、留学生が2名いることから視察も親のような気持ちで行いました。

また自分も留学経験者ということもあり、シビアにこの学校を学生になった気持ちで視察しました。

コレクティブはプロミュージシャンを目指す学生にとって教育内容の観点でも絶対的にお勧めできることを今回実感しました。

一つはニューヨークという世界のエンタメの中心地にあることで、講師が現役バリバリで毎日ニューヨークで音楽業界をサバイブしている実力派ミュージシャンということでもわかります。

このコレクティブには本グループの【ザ コレクティブスクールオブミュージック留学コース】を経て入学した学生のほかに独自に留学してきた日本人学生もいますので、日本人留学生事情の色々な話を聞くことができました。

一般留学生の方のコメントに「ある程度自習して留学したが、英語に置き換えて勉強することをしていなかったので、現地で結構困った」という話がありました。

我々の【ザ コレクティブスクールオブミュージック留学コース】では、単純に1年次に音楽知識をつけるだけでなく、英会話のクラスはもとより英語による意味の置き換えということについても力を入れて学生指導しています。

我々の利点はコレクティブのカリキュラム(テキスト)を姉妹校ということもあり事前にチェックし、日本での教育とすり合わせることが可能だからです。

実際に今回の視察でコレクティブの入試問題を入手して、英文でのテストについて私も勉強をし専門英語を来期の留学希望学生に教授しなければならないと考えています。

ここまでで、本校の【ザ コレクティブスクールオブミュージック留学コース】で留学するメリット、アドバンテージについてある程度理解頂けたと思いますが、次は何故留学する必要があるかです。

YouTubeを始めとするネット動画で海外アーティストの映像や無料レッスンが見られ、海外の様子も手軽にわかる昨今でワザワザ生活する必要があるかということです。

しかも現在の日本のシーンは洋楽志向ではない場合が多い。

日本語で音楽やるのに海外でワザワザ学ぶ必要があるのかということです。

私が留学を勧める理由は何点もありますが、もっとも大きい理由は↓

日本のマーケットの縮小 です。

少子高齢化社会というのを聞いたことがありますか。

少子化により単純に考えて皆さんが好きなポップスやロックなどを聞く若年層は圧倒的に少なくなります。

そうなるとビジネス的に海外に音楽を輸出しようという考えになります。

多くの方がご存知のように、今人気のK-POP。

韓国のアーティストを想像してください。

彼らは何故、一生懸命に日本語や英語を勉強し、母国でない日本語で歌ったり、英語で歌うのでしょうか。

それは韓国のアーティストは音楽を輸出産業として考え、日本や英語圏を商圏として考えているのです。

実際にアメリカでも韓国のアーティストは大成功しています。(もちろん英語で歌唱しています。)

K-POPの戦略と同じく、日本のアーティストも海外へ向けて音楽を発信する必要が出てくると考えています。

その場合、もっともマーケットが大きい言語は英語です。

私はロックバンドでヨーロッパ11カ国をツアーした経験があります。

その時はドイツ人が大半で少数のアメリカ人とイギリス人というチームでしたが、基本的に英語でコミュニケーションしていました。

ドイツ人もかなりの確立で英語が喋れますし、ヨーロッパでは色々な言語がありますが、英語は基本的に話せる人が多いです。

例えば、韓国のアーティストと仕事をすることになった場合に韓国語が喋れるともっとも都合が良いですが、最悪の場合でも英語でお互いが会話することができます。(できる確立が高いはずです。)

皆さんがプロを目指すうえで確実にマーケットは海外も視野に入る時代になります。

そんな時に備えて、エンタメの中心のニューヨークで生活し学んだ経験というのは、確実に成功する確立を引き上げます。

また実際に日本から出ない活動だとしても、ネット動画で稼げる昨今。

YouTuberとして生計を立てているアーティストも少なくありませんが、もしも英語が喋られると視聴者というのは何十倍いや、何百倍にも膨れ上がります。

しかし、なかにはあと数年で翻訳機がもっともっと手軽になって、語学はたいした問題ではなくなるという意見もあります。

私もそう思います。

しかし、翻訳が進歩しても、経験を置き換えることは不可能。

実際に自分が異国で経験して身につける【感性】というのはテクノロジーを駆使しても不可能なことです。

 

ここまででニューヨークの街角の写真を貼りつけていますが、写真を見るとある程度は異国の雰囲気はわかります。

しかし、実際に自分が見た景色というのは写真で切り取られたものとは別次元です。

やはり実際にそこにいないと感じられないこと。

その経験というのはYouTubeを何時間見ても、Instagramで見ても自分の心には染み込まないことなのです。

このニューヨークの摩天楼。

写真でもきれいなことはわかるでしょうが、実際に自分の目でみた感動は言葉にも写真にもどうやっても表現できません。

この夜景を見たからなんなんや! と言われたそれまでですが、自分の目で見た素敵な景色が脳にインプットされたことで、僕は綺麗という言葉の意味や圧倒されるという気持ち、感動、とかそういう気持ちの器がものすごく大きくなったと思います。

エンターテイナーというのは一般の人よりも多くの経験と感動を味わったことがある人でたくさんの経験値から人にメッセージを伝える仕事だと思っています。

留学するということは、今までの日本という国で生活して得た知識や常識といった全てを覆されるようなこともあります。

日本の常識はアメリカの非常識だったり、その逆もあります。
日本人のあたり前の気質がアメリカ人には物凄い国民性に見えることを実感することもわかります。

本校の【ザ コレクティブスクールオブミュージック留学コース】は高校時代の英語の成績は問いません。

今、ここを読んでいる全国の親御さん。

経済的面で許されるなら、是非ご子息を留学させることを検討ください。

多少経済的な投資は必要ですが、これからエンターテイメント業界でサバイブするための武器を身につける投資だと考えると、私は将来利益が出せる投資だと思います。

本気でプロを目指すならば、本校のザ コレクティブスクールオブミュージック留学コースをご検討ください。

 

留学のご質問は直接、教務部長の私まで↓
担当: 西本圭介 k.nishimoto@nsm.ac.jp

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