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演劇稽古日誌 その11

こんにちは
NCAアクターワールド担当の下雅意です。

名古屋でも連日35度を超える猛暑日が続いていますが、
体調は崩していませんか?

世間ではお盆休みに入っているところもあろうかと思いますが
そんな事とは関わりなく、今日も稽古の様子をお伝えしますね

今週も月、火、木、金と4日間の稽古でしたが、特に問題もなく
いまのところ順調に進んでおります。

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初めは不慣れだった1年生も、セリフの追加や変更があった場合、
すぐ対応できるようになってきたりと成長の跡が見られます。

昨年の舞台を経験している2年生の存在が良い効果を生んでいるの
かもしれませんね

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さて、本番まで約2ヶ月ということで、宣伝も含め、そろそろ芝居の
内容にも触れていきたいと思います

今年3月に起きた東北地方の震災をはじめ、今、日本には困難に
立ち向かっている人たちが大勢いらっしゃいます。

そんな中、果たして我々に何が出来るのか、何をすればよいのかと
考えた時に出た答えが、「演劇で人々を楽しませる。元気にする。」

・・・そんなコンセプトのもとで生まれたのが今回の演劇

『見上げれば、青い空 ~果たして、僕らは、生きている~

ある町内会の集まりでの女の一言がキッカケで物語は動き出す。

「お芝居を創りませんか?」

とんでもない発言に町内会の主婦たちから非難が集中するなか
女はこう答える。

「私たちにはそれをしなければならない責任がある」

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しかし、その言葉によって皆は8年前に町内で起きた忌まわしい
事件を思い出すことになる。その発言をした女性はその事件に
関わった当時の小学生の一人だった。

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果たして女はお芝居を創ることに成功するのか、
また、「責任」を取ることができるのか・・・

請う、ご期待

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もちろん、まだ物語の最後まで稽古できているわけではないですが
この芝居、相当良い作品になりそうな予感。

笑いあり、涙あり、芝居に加え歌にダンスと、見どころ満載
ぜひ、たくさんの方に観て頂きたいです。

しばらくお休みが入り、次回の稽古は18日(木)から。
また色々とお伝えしていきま~す