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演劇稽古日誌 その13

みなさん、こんにちは
NCAアクターワールド担当の下雅意です

島田紳助さんの引退報道にショックを受けておりますが
それにもめげず、今回もアクターワールドの学生たちの様子を
お伝えしていきます。

今週の稽古は、23日(火)、25日(木)、26日(金)の3日間。

なかでも、昨日はいつも稽古を行っている学校の教室ではなく
広い場所での稽古になりました。

場所は、芝居好きの方ならよくご存知の名古屋の中村区にある
「演劇練習館アクテノン」のリハーサル室。

実際の舞台の広さが取れる練習室なので、まずは学生たち自身で
舞台の寸法どりからスタート

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舞台の袖幕に見立てる衝立も自分たちで準備します。
パネルに人形(固定する足のような物)を打ち付けますが、
これも役者の仕事のひとつなのです

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1年生たちも来年のために先輩の作業を見て覚えます。

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もう少し稽古が進んでくると、学校の音響機材を持ち込んで
音響の学生さんにも稽古に参加してもらい音出し等をやって
もらうのですが、まだその段階ではありませんので、今回は
アクテノンの機材を使って学生たちでBGMを出しました

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また、アクテノンは照明機材も使えますので、舞台が暗転になる
ときを想定しての、舞台道具の配置や役者の出ハケ等の確認も
時間を掛けてやりましたよ。

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場所が広いだけに、大勢で動いたり走ったりするシーンは
思い切ってノビノビとやることが出来ました

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まだ本番までは2ヶ月近くありますが、早い段階で舞台の広さが
取れる場所で稽古することによって、もっとしっかり声を出さなきゃ、
動きを大きくしなきゃという意識を持ってもらえたかなと思います。

このイメージを忘れず、次の稽古に活かしてくれれば嬉しいです

来週はいよいよ夏休み最終週の稽古
次回の稽古日誌もお楽しみに