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窓の外。

我が国古来の慣用句表現に【ケツ持ち(ケツを拭く)】という物がある。

言うまでもなく「本来ならば誰かが負う責任を、代わりにとる」を意味している言葉である。

ブログ担当2回目にして、いきなりケツの話をするのもどうかと思ったが、この時期だからこそ、そのまま記すこととする。

 

1973年。今から約50年前にオイルショックが起きて、スーパーマーケットに飛び込む(豆柴ならぬ)オカンの大群の映像や、原油価格の高騰によりナフサが安定需給されない。。。などのデマゴーグがTVを通じて全国に配信され、トイレットペーパーは4カ月間姿を消した。

 

SNSが進化し、これでもかというぐらい情報を腹いっぱい毎日アップデートしている現代社会でさえも、今まさに同じ現象が起きているのだ。

今手に持っているスマホから政府に対して、または社会に対して「誰がこの問題のケツを拭くんだ!」と詰問するどころか、自分のケツは自分で拭けといわれ、トイレットペーパーも無いのに一体何で拭いたもんかと悩む。という実直な問題を突きつけられている状況。

筆者は今あるペーパーが切れた場合、紙やすりしか手元になく、その日が来るのをただただじっと待っている。

 

と、冗談はさておき。

いくらThe SmithやDaryl Hall & John Oates、Black Lips等を聞こうが窓の外は、見えない敵が沢山飛散していてます。

一人一人が自分は既に感染者かもしれないと自覚して動き、まさに自分のケツは自分で拭くよう心に決めて本当の春を迎えましょう。

こんな状況でも変わらずに桜は咲いています。

 

教務  大谷