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「舞台史」に学ぶこと

アクター担任の藤崎です。

授業も再開し、学生たちの元気な姿も見れてとても嬉しい限りです
学生、講師の方々も…
サーモグラフィーでの毎日の検温、そしてマスク、フェイスシールドを着用して
授業を行っているので健康に学べています

もちろん時差登校、3密を避けての授業への意識は変わらず、
オンライン授業も併用。

「舞台史」の授業も動画使用しているコースも有り、
その編集をしていると、ちょうどエリザベス朝演劇の講義内容でした。
演劇の起源はギリシア演劇から。その後ローマ演劇、
そして宗教劇、イタリアのコメディア・デ・ラルテを経てエリザベス朝演劇に辿り着きます。

エリザベス朝演劇で世間一般で有名なのが、シェイクスピア
『ロミオとジュリエット』『夏の世の夢』『ヴェニスの商人』、
『ハムレット』『マクベス』『オセロー』『リア王』の四大悲劇で有名なウィリアム・シェイクスピアになります。

※犬みたいな顔してますが、シェイクスピアです。

 

動画を編集していると、400年以上世界各地で公演されている
シェイクスピアが描いた人間の「普遍性」のすごさを改めて感じさせられます。
皆さんもお時間あれば、ぜひシェイクスピア作品に触れてください。
※関連映画もいっぱいありますよ。

またこの頃、
今の世の中と同じように、劇場封鎖が行われました。
ペスト(黒死病)の流行です。
劇場が再開するのにもかなりの時間を要しました。

※特徴的なくちばしに歯香料(ハーブなど)を入れて、感染を防ごうとしています。

 

 

ペストと言えば、アルベール・カミュの『ペスト』。
こちらも作品も、最近話題になっています。
「生きる」ことの意味なども考えさせられる作品です。
もっともっと深いテーマですが…。

「時代は繰り返される」とよく言いますが、
だからこそ先人たちが築いたものをしっかりと踏襲して、新しい時代を切り開くことを歴史の勉強で知ることが出来ます。

—今起こりうることにどう接して、これからをどう乗り越えるか―

またシェイクスピアを読んで、勉強しようと思いました。

アクター担任 藤崎