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自習の在り方

 

照明担任 大谷です。

ブログチェックありがとうございます。

 

先日、NSM8Fにあるイベントホールを覗いてみると、照明コースの1年生が自習をしていました。

授業だけでは理解しきれなかった部分をクラスメイトに聞いて補い合ったり、自分たちが出せる100%を自習の場で友人に披露をしてアドバイスをし合ったりしていました。

 

音響や、照明、楽器など座学で学んだ知識は勿論必要ですが、テクニカルな部分は実際に機材を触って反復練習をしなければ上達しません。反復練習は時としてとても苦に感じる事もありますが、同じ志を持ったクラスメイトと一緒に行えば苦が苦では無くなります。

 

私が感動したのは、前期が終わったばかりの1年生が自分たちで自習のタイムスケジュールを考え、きちんと時間に意識が向いていたことです。

 

自分の実力が分からないと、どこにどれだけ時間が必要か算出できません。

これが出来ているという事は、自分とちゃんと向き合えている証拠です。

高校を卒業してまだ半年そこそこの18歳の学生が、NSM入学後半年でここまでの自主性と、時間管理意識、そして自己把握を出来るようになっている事に、指導がちゃんと伝わっているという自負と、それを超える期待を持ちました。

 

音楽で生きていく事は生半可な覚悟では、直ぐに諦めてしまうと思います。

 

やると決めたら全力で。

それを体現している有意義な自習を拝見させていただきました。

 

 

 

やる気のある学生を見ると、こちらも全力で向かわなければ負けてしまうなと。

身が引き締まる思いです。

 

 

大谷