おはようございます。

教務部長の西本です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今年は春に感染症対策で休校にしたこともあり、従来の夏休み期間に食い込んで授業を行っていました。

8月 8日 (日曜日)より夏休み期間に入りましたが、ミュージカルの稽古やイベント実習などは休み関係なく進んでいます。

その一つであるニューヨークとのオンラインSUMMERCAMPを紹介します。

 

 

本校の教育方針である国際教育として実施している海外研修、短期留学、長期留学はここで言うまでもありませんが、コロナ禍で実施できていません。

 

しかし、本グループではそれで止まることなく、オンラインを使った海外講師からの教育を加速させています。

その中の一つがこのニューヨークとのオンラインSUMMERCAMPです。(もちろん在校生の参加は無料です!)

 

今回、全姉妹校グループの1年生を対象に希望者が参加していますが、今回参加した学生のパートはキーボード、ベース、ギターです。

本校からは参加していませんが、ドラマー、ボーカリストの授業もあります。

 

各学生は毎日、早朝から登校して学内からオンラインにつないでいます。

 

楽器パート別授業はもちろんのこと、全員がAbletonLIVEというソフトウェアを勉強します。

 

 

このアプリケーションは90日間無償で使用を試せるのでぜひ、ここを見ている方もダウンロードしてみてください。

https://www.ableton.com/ja/trial/

 

うちの学生達はこのアプリケーションのオンデマンド動画教材も配布されているので、各自で勉強に取り組む環境もできています。

本校ではただ楽器を学ぶだけでなく、クリエイターとしてこのようなDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)の教育にも取り組んでいます。

 

そして、もちろんのこのオンライン講義は英語で行われています。

 

通訳はついているのですが、やはり自分の耳で聞き取る経験と努力ができることで、国際的な感性を身につけることができます。

 

現在進行系で8月後半まで続きますので、夏休み返上で登校することになる学生君もいるでしょうが、学生生活なんて短い学生は2年ですから、本当にあっという間に終わってしまいます。

 

個人的にはプロミュージシャンを目指している若手に夏休みという概念自体は必要ないと思っているので、夏休みなくて可哀想ってことはありませんがね。

このSUMMERCAMPに参加した学生君が特別ってことではなくて、全校生が夏休み返上で自主トレーニングに励むような校風にしていきたいですね。

 

特にプロミュージシャン科は2年制なので、本当にあっという間の学生期間です。

何故なら、プロを目指しているとすると2年次の夏〜秋頃までには何らかのプロからの声がけあることが理想です。

となると、1年次は本当に止まる時間がないくらいに、毎日トレーニングと勉強と創造の日々にする必要があります。

 

もしも、今あなたが大学受験をしているならば、その人は夏休みも塾に通って12時間以上勉強しているでしょうし、受験生には長期休暇なんてありません。

私は常々、学生達に言っているのは、プロミュージシャンを目指すことは、いうなれば東大を目指す受験生のようなものであると。

難関の大学を目指す受験生が夏休みをバイト三昧、遊び三昧なんてありえません。

プロミュージシャンを目指すことはジャンルは違えど、努力の量というのは同じかそれ以上ではないでしょうか。

 

今回はニューヨークとのオンラインSUMMERCAMPについてを題材に話をしましたが、ぜひ読んでいる在校生くん達は、自主トレーニングを止まることなく、創作活動は毎日続けてください。

 

楽しい夏休みも重要かもしれませんが、

プロミュージシャンを目指すためには本当に人の何倍もの努力が必要です。

 

卒業年度の学生達はおそらく、人生で最後の夏休みになります。

ぜひ、後悔することないように、毎日夢に向かって挑戦し続けてください。

 

本日はこの辺で!!