11月。

アクター2年生の卒業公演稽古が本格的に始まった。

稽古は、毎週月曜日、13:20～21:00まで行います。

プロの演出家の指導のもと、休憩も挟むので、おおよそ7.5時間を費やす。

 

 

演劇公演を一作品を仕上げるには、最低100時間と言われいます。

プロのカンパニー（劇団、座組）では、出演者も多くの現場を抱えているので、

公演2週間前からこの７～８時間の集中稽古を行うことが多い。

12～14日間行えば100時間に到達する。

 

NSMの俳優・声優コースでは、12～13週行うので、100時間。

プロで100時間必要なので、学生ではもっと必要にもなるのですが、時間があれば良いものが出来るのは当たり前。

限られた時間、制約の中で良いものに仕上げていくのがプロと言う。

その条件で、学び、成長を試みる。

業界で即戦力として活躍することを目指す私たちは、ここに意味がある。

 

 

NSMアクターはこの時間を経験し、活躍しているは卒業生は多い。

以前ブログでも紹介した、青二プロダクションの川島零士さん。

現在好評オンエア中のアニメ『シキザクラ』でヒロインを務める茉白実歩さん。

ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー』で天童覚を演じた加藤健さん。

ぷろだくしょんバオバブで活動中の久田康樹さん、紙本瞬さん、野宮佳乃さん。

スターダス・21 Neuの平岩彩花さん、中根瑠璃さん、緒花みきさんも頑張っている。

 

まだまだ多くの卒業生が、この卒業公演で2年間の成果を出し切って、俳優、声優業界の次のステップへ進んでいる。

 

夢をあきらめないこと…

 

継続すること…

 

いつしか業界で輝く自分の姿を思い浮かべること…

 

演技は自分の心を写す鏡でもあります。

役を演じる事で、人として成長をする彼ら、彼女ら。

 

 

先輩たちの後に続こうとする学生たちの卒業公演、ぜひお楽しみください。

2月23日、愛知芸術劇場小ホールにて公演いたします。