絶滅動物に思いを馳せてみた。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
夏休み終わっちゃったな・・・と思ったらもう中秋の名月も過ぎました。(今年の中秋の名月は9月13日)
もう暦は秋ですが、体感としてはまだまだですね。
早く涼しくなってほしいものです。
さて、暑さで体がフラフラまいっていた中でも、ちゃんと夏休みを堪能した私ですが、最後の最後、大変楽しく素晴らしい展覧会へ行ってきましたので、そちらを紹介したいと思います。
名古屋市科学館で開催していた『絶滅動物研究所』です。
名前の通り、絶滅してしまった、または絶滅の危機に瀕している動物を紹介する展覧会なのですが。
ただの絶滅ではありません。
人間のせいで絶滅してしまった動物たちを紹介しています。
例えば、
「ドードー」
「オオウミガラス」
「ステラーカイギュウ」
「リョコウバト」
といった動物たちは、人間たちの乱獲が原因で絶滅してしまいました。
ドードーは、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に登場するので、ご存じの方もいるかと思います。
このドードーは飛べない鳥で動作も鈍く、警戒心も薄いということで簡単に捕まえられたそうで。
捕まえられて食料にされ、「お肉が固くて美味しくない」なんてどこぞの船長に日記に残されちゃって・・・あげく絶滅。
可哀想でなりません・・・
ステラーカイギュウは全長8メートルという大きな生物で、その大きさゆえにたくさんのお肉と脂肪が取れたため食料源として、また毛皮のために人間に乱獲されました。
ステラーカイギュウも動作が鈍くて警戒心も薄かったらしく、また、襲われた仲間を見捨てず助けにくる優しい性質を持っているため、仲間とともに捕獲されまくり・・・あげく絶滅。
可哀想でなりません・・・
オオウミガラスもリョコウバトも、お肉がおいしいとか、質のいい羽毛がほしいとか、人間の欲のせいで絶滅に追いやられました。
可哀想でなりません・・・
もしかしたら、彼らは人間が乱獲しなくても、環境の変化など別の理由で結果的には絶滅となったかもしれません。
たらればな話をしてももう遅いのですが、同じ地球に生まれた仲間ともいえる生物がいなくなる、この事実はとても重いです。
なくして初めて、その価値に気づくわけです。
その他、ケナガマンモスやステラーカイギュウの模型、トキの剥製など、普段見れないものも展示されており、見ごたえ十分。
ぜひ見に行ってね!と締めくくりたかったのですが、ここまで紹介しておいてなんとこの展覧会、先週で終わっちゃったらしいのです。
絶滅動物の図鑑がいろいろ出ているみたいなので、そちらをチェックしてみてください。
↓この『絶滅動物研究所』で買ったグッズ
バスボムなんですが、溶けると中から絶滅動物フィギュアが出てくるそうで、お風呂に入れてみた!
ドードーさん出たー!
ステラーさんでもよかったけれど、ドードーさんが欲しかったんです。