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本当のおしゃれとは何か考えてみた。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

教務事務の加藤です。

 

悲しいことが起こりました。

 

うちの猫さん、目の調子悪いようで、左目の下が涙で色が変わっていることが続いています。

 

うちの猫さんの毛はグレーなのですが(最近お年のせいか薄いグレーになっている気がする)目の下だけ濃いグレーに!!

 

このあいだ、ふと猫さんの方を見た瞬間、左目から大粒の涙がポロっと!!

 

左目の下に傷のようなものもできてしまい、可哀想でなりません。

 

一昨年あたりからちょこちょことこのような状態になるのですが、以前病院へ連れていってそこでもらった薬を使ったらさらにひどくなり傷が化膿したため、二度と病院に見せるものかと思いましたが。

 

別の病院へ連れていくべき・・?

 

でもうちの猫さん。

 

病院へ行くと人格(猫格)が豹変するのです。

 

今の病院はお医者も看護師さんもそれを理解してくれて、「鷹匠?」と言いたくなるような厚手グローブをはめて対応してくださいます。

 

病院変えることはうちの猫さんにもストレスなので、今まで同様、しばらくは様子を見ようと思います。

 

さて、話変わってこの前、映画「エリザベス」を久々に見ました。

 

ケイト・ブランシェット扮するエリザベス1世が王として即位する前後のお話です。

 

エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)のヘアメイクやファッションがすごくかわいくて(最後の白塗り以外)、歴史映画の衣装を見るのは楽しいですね。

 

そのエリザベス繋がりで、今日の話題は現女王のエリザベス2世について。

 

みなさまご存じ、エリザベス女王(エリザベス2世)は現在のイギリスの女王様です。

 

御年95歳。25歳という若さで即位して在位は69年におよびます。(戴冠式の時に履いたロジェ・ヴィヴィエの靴が素敵!)

 

私は雑誌やネットなどでエリザベス女王のファッションをよくチェックしているのですが、そのファッショニスタぶりに感銘を受けております。

 

流行の最先端をいっているわけではありませんが、全体的に調和がとれており、また隅々までこだわりを感じるおしゃれさです。

 

私が考える女王のおしゃれポイント

 

★かわいい花の飾りがついた帽子とコートの色は同じにしている

 

イエロー、グリーン、ピンク、パープルといった様々なカラーをお持ちのようです。

 

★洋服も、帽子とコートの色が入ったものを着ている

 

例えばイエローの帽子とコートの場合、イエローの花柄のワンピースを着ています。

ワンピースか、帽子か、コートか、どれを先に決めているのでしょうか。。。

 

★傘も、帽子とコートと同じ色のものにしている

 

エリザベス女王は日本でいうところのビニール傘を使っていますが、もちろんただのビニール傘ではありません。

 

英国王室御用達の「FULTON」というイギリスのブランドの傘を愛用。

 

「Birdcage(鳥かご)」という名前の通り、開くと鳥かごのようにすっぽりと顔まわりを覆ってくれる、傘のふちにだけ色がついている透明傘。

 

この傘のふちの色はエリザベス女王のワードローブの色すべてに対応しているようで特注品。

 

雨の日も顔が濡れないうえ、顔が隠れないようにという女王の心遣い。

 

この傘を初めて見た時、「台風の時にこの傘いいな」と思いました。(庶民)

 

台風の時は風が強くて前かがみに傘を持って歩くので、いつも人とぶつかりそうで危ないと思っていたのです。

 

その点、この傘は顔まわりが濡れないうえ、透明なので視界も良好。

 

ただし、コンビニのビニール傘とは値段が違うので、壊れた時はもう、心が折れると思いますが。

 

★ハンドバッグと靴は黒色

 

帽子やコートはパステルカラーといった明るい色を身につけている反面、バッグと靴は黒にされています。

 

まれに別の色も見ますが、ほぼ黒。

 

どんなヴィヴィッドな色の服でも、バッグと靴が黒色だと締まってみえて不思議と調和します。

 

しかも、女王のハンドバッグには重要な意味があるのです。

 

ハンドバッグを置く場所や持つ仕草で、御付きの人へメッセージを送っているらしいです。

 

例えば、ハンドバッグを床に置いた場合、その会話はすぐ終了したいという合図だとか。

 

ハンドバッグが床に置かれている場面に遭遇したら、「話がつまんないんだな」と察してあげてくださいね。

 

本当のおしゃれというのは、流行っている服をまとうことやたくさん服をもっていることではなく、一貫した「ルール」を持っている人なのだと思います。

 

女王となれば服はたくさんお持ちだとは思いますが、見る限りすべて同じような型で、着ているものも合わせるものもいつも同じな気がします。

 

その一貫したおしゃれ、とても素敵です。

 

4月にフィリップ王配(女王の配偶者)が亡くなられて気落ちされていると思いますが、95歳とは思えないバイタリティで公務をこなしているエリザベス女王は、食事にもいろいろルールをお持ちのようなので、またどこかでご紹介したいと思います。

 

エリザベス女王はコーギー犬を飼っているらしい。犬派なのね。